‘ふるさとの原風景再生プロジェクト’太市の郷
                             

溜め池の生物調査会を行ないました。

 8月10日(水) 太市の里の魅力は、溜め池のもつ豊かな自然にもあります。
 大阪市水道記念館の横山達也さんを指導講師に迎えて、自然に満ちた溜め池水辺の観察調査をしました。

 最初に予定した自然に恵まれた溜め池が、ブルーギルの繁殖で調査にならないことが分りました。急遽の場所変えで、山からの湧き出し水だけでなる小さな溜め池に決めました。
 水は澄んでいて、水上面は暖かでも水底はきりっと冷たい好環境。池際は雑木で陰をつくっています。水面にはガマ、クロモ、ヒルムシロが繁茂。水辺では目も鮮やかな黄色のキイトトンボ、くっきりと赤いベニイトトンボ、うっすら青色したアオモンイトトンボと思えるもの、シオカラトンボなどが交錯しながら飛び交っています。堤からトノサマガエルが池に飛び込みます。水中ではたくさんのヒメゲンゴロウ浮沈し、エビやオタマジャクシが泳いでいます。今日のお目当て、モリアオガエルの幼体が水草の隙間から顔を出しました。
 多様な生物が共生する残したい自然とは、こんな様子を指しているのだろうと思います。 今後も定期的な観察をつづけていきます。

 
   

:里山環境にも人為的な所作で、侵略的外来種が多く入り込んできました。
:自然に満ちた溜め池は、次代にしっかり繋いで行けるよう願ってやみません。
:鮮やかな黄色のキイトトンボ。ゆったりとした飛翔は、観る人を夢見心地にさせます。
:クロモの隙間から、幼いモリアオガエルが顔を出しました。
:観察調査に加わったメンバー達と、水道記念館の横山達也さん(右端)

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